雑誌(漫画)の売上げと地下鉄サリン事件

雑誌(漫画)が売れなくなった訳、については色々な方が適切な指摘をされているので、今さら書く事も無いのですが、この前電車に乗っていて、売れなくなった理由の一つに「地下鉄サリン事件」が関係しているな・・・ってな事に思いが至りました。

風が吹けば桶屋が儲かる的な論法なのですが解りますか?

子供が漫画を読まなくなった、読めなくなったと言うのは良く言われる事ですね。だから漫画の売り上げが伸びていかない。

じゃあ、昔から漫画を読んでいた大人自体はどうなったのか?面白い漫画が減って、読む機会が少なくなってきているのか?(それも有るでしょうが・・・・)

実際、携帯やゲーム等他に面白いメディアやコンテンツがいっぱい出来ていますので、分散・拡散して来ているのが一番の原因でしょうけれど。

基本的に漫画雑誌って言うのは読み捨てですよね。よっぽど漫画が好きな人でも、購入した雑誌を全部保存している人はまあ少数派でしょう。
ましてや、大人で漫画を読む人の大半はサラリーマンですから、尚の事です。

サラリーマンが漫画を読む場所は色々あります。コンビニ・漫画喫茶・定食屋など等。
でも、自分で買った漫画は何処で読んでいるのか?漫画の売れ行きが爆発的に伸びていた時代は良く電車内で読んでいる人を見かけました。通勤中や帰宅中等の移動時間を利用して漫画を読んでいたんです。

読み終わった漫画はゴミ箱へ捨てられ、それをホームレスの人々が拾って、二次販売で生計を維持していた位ですから、それはもう膨大な数が消費されていたのだろうと思います。

ところが「地下鉄サリン事件」以来、全国の駅やそのホームからゴミ箱が撤廃されてしまったんですよね。
つまり読み終わった漫画を捨てる場所が無くなってしまったんです。捨てられないからと言って、勤務先や家庭に持ち込めない小心な(理性のある)人が殆どですから、そういう漫画好きな人がどうするかと言えば、買うのを諦める、若しくは買わずに読める場所、コンビニや漫画喫茶にいってしまう・・・という事になったのでは、と言う推論に至った訳です。

仮説だけでは検討のしようもないので、実際にデータを掲載してみます。駅からゴミ箱が消えた時期と漫画の売れ行きが落ちた時期とは連動している様な気がします。
「地下鉄サリン事件」が1995年の3月20日でしたから、影響が出たとすればほぼその年からと言って良いでしょう。

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漫画に色々な意味で魅力が無くなった事が、やはり一番の理由だとは思っています。
ゴミ箱の件は補助的と言うか二次的要因で、魅力の無くなった漫画の読者離れを加速させた原因の一つ、位の位置づけでしょう。

他の週刊誌や雑誌(漫画以外)のデータも有れば、より明確になるのでしょうが・・・。

う~ん、微妙な処ですかね。

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この記事へのコメント

トランプ
2009年04月20日 00:43
地下鉄サリン事件の仮説から推測すると、これから売れる雑誌っていうのは、情報量が多いモノ、家に帰ってじっくり読みたくなるモノ、知人とのコミュニケーションツールとして使えるモノってな感じになるのでしょうか。

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