「成田亨の世界」について

成田亨の世界」について
初めて成田氏の画集を見た時は、良くこのデザイン画をあそこまでカッコいい造型に仕上げたものだ、デザインよりむしろ立体化した人達の腕こそ素晴らしい、なんて思っていました。

ところが、展示会で原画を見たときは、その迫力に感動し、やっぱりウルトラ怪獣は、成田氏のデザイン画が有ってこそのモノだな、なんて180度違う感想を思ったものです。

気になっている点と言うのは成田氏のデザイン画が、ほぼ完成されたものだけ掲載・展示してあり、その製作過程が伺えるスケッチ等が殆ど発表されていない事です。
人工生命M1号のデザインを決める過程のスケッチが一部展示してありましたが、あの絵は明らかにエド・カーティアの絵を模写したものであり、製作過程の試行錯誤が感じ取れません。何だか、後から取ってつけた様なスケッチに見えてしまうのです。

バルタン星人も氏のデザインではありますが、あのヌイグルミがチルソニア星人から派生しているモノである事も有名な話ですネ。
だとしたら成田氏はあのチルソニア星人をどう作り変えるか?からイメージを膨らませて行ったのでしょうか?

もしかしたらあのデザイン画は、完成品を見ながらスケッチしたモノなのではないのか?と言う思いがどうしても拭えません。
でも、先に書いた様に展示会での感動は本物ですし、第一自分の作品であると言う思いが無ければあのような本は出せないと思います。

製作過程のスケッチを発表しないのが氏の美学だったのかも知れませんが・・・。
不思議なのです。

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